Shinanjo Dental Clinic Blog

2018年2月17日 土曜日

歯がぬけたらどうするの。乳歯が抜けた時の世界の風習は?

こんにちは 新安城歯科 坂本です。

皆さん、乳歯が抜けた時どうしていますか?
私が子供の頃は、上の歯が抜けると縁の下に入れて、下の歯が抜けると屋根の上に投げてと丈夫な歯になると云われていました。
日本では定番の風習ですね。

先日、子供が「歯が抜けたらお金と替えてもらう!」と換金制度を提案してきました。
えっ!売るの?といささか不安を抱きながら理由を尋ねたところ、国語の教科書に世界の乳歯が抜けた時の風習が載っていたそうです。
教科書をみせてもらうと、いろいろなやりかたがあって面白い!

そこで今回は、世界の乳歯の風習について紹介していきます。



【中国】
上の歯は、ベッドやふとんの下に置いて、下の歯はやねにのせる。
そうすると新しい歯が早く生えてくる。



【イギリス】
寝る前にまくらの下に抜けた歯を置く。
夜中に歯の妖精がくる。



【メキシコ】
寝る前に抜けた歯を箱に入れて、ベットのわきのテーブルに置いておく。
エル・ラトンが歯を持っていって、かわりにお金を置いていってくれる。
エル・ラトンは魔法の国のネズミ。
前歯が抜けると他の歯のときよりもたくさんお金をくれる。



【レバノン】
海か野原に抜けた歯を投げてから
「お日さま、お日さま。ネズミの歯をあげるから、金の歯をくださいな。」
と言う。



【バングラデシュ】
ネズミの歯みたいに丈夫で白い歯をもらえるように、ネズミの巣穴に抜けた歯を落とす。
そうすると、プレゼントももらえます。


多くの国で歯が丈夫になることを願っていたり、ちょっとしたプレゼントをもらえるお祝い事のような風習があるんですね。



そして息子念願の歯が抜けた日...



無事エル・ラトンが来たようです。
(硬貨はスペインのもの)


それではまた。
新安城歯科 坂本でした。